折角サンラモンまで来たのに、タルマに戻るということは、この先のオクサパンパ(Oxapampa 1800m)はあきらめるということだろうと、覚悟を決める。そして、まずはサンラモンにあるランのナーサリーを訪れることにした。
ナーサリーで車をおりると、気温はタルマ、ワサワシとは全く違う。汗がじわ~とにじみ出てくる。サウルに「虫除けの薬をつけなくちゃ!」と言われ、あわててポケットからDEET(ディート)を出し、塗り始める。何でも、DEETは米軍が開発したものだそうだ。DEET100%のものは、プラスチックを溶かしてしまうと言う。なんだか恐ろしい薬だ。わたしが使ったものは、DEET50%。それでも塗っているうちに、手がぬるぬるしてきた。どうも何かを触ってしまったらしい。
写真はナーサリーにいた蝶。