Masdevallia lilacina?

3月に購入したランが咲いた。

img_0254_1.jpg


img_0256_1.JPG

ラベルにはMasdevallia lilacinaとあるのだが、名前のようには、ライラック色をしていない。そもそもこのランを購入したのは、直前に見たスライドの、エレガントなライラック色のマスデバリアに惹かれたからだ。

期待していた色ではなかったので、正直ちょっとがっかりしたものの、形はエレガントだと思うし、 それなりに気に入っていたのだが、ちょうどラン協会の月例会もあるしということで、昨日の月例会に持って行った。

専門家A: 「これは、Masdevallia lilacinaではないよ、Masdevallia lilacinaは、(現地では)このくらいの大きさの花が咲いていたし(と、倍近くの大きさを指で示す…)、色はライラック色のはず。どこで買ったの?」

専門家B: 「Masdevallia lilacinaだったら、ライラック色しているのよ。白いのもあるのかもしれないけど、ネット検索してみたら?」「形もちょっと違うし」

専門家Aは、RHSのラン委員会・現副委員長であり、前委員長だし、専門家Bは、つい最近委員を辞めたばかりのマスデバリアの専門家。 う~ん。どうなんだろう。

これが、Masdevallia lilacinaではなくて、新種だということにでもなれば(ならないだろうけど)、そして、その名付け親にわたしがなれるというのであれば、これはもう最高なんだけど。 もう少し調べてみよう。

2 thoughts on “Masdevallia lilacina?

  1. こんにちは。
    私もlilacinaはライラック色だと思いますが、J’sをを見るとクリーム色の花の写真でした(意外でした!)。この種のものはtubulosa亜節の仲間で、変異が多いようです。可能性としては、pumila(形が少し違うかも・・・)、tubulosa、このあたりでしょうか。新種・・・?もし新種なら、ワクワクどきどきですね・・・。

  2. pumilaというのは色的には似てるかもと思ったんですが、確かに形が違います。tubulosa。確かにちょっと似てますねぇ。もうちょっと説明を読んでじっくり比較してみなければ…。スライドに写っていた(ということは、ヘンリーがペルーで見た)lilacinaは、とてもきれいなライラック色だったんですが、そのあとJ’sとか、ほかのところで見たものは、確かにライラック色のヒントはあるものの、そんなにきれいなライラック色ではありませんでした。(でも、この手元にあるものは、ライラック色のかけらもありません。泣) だから一番の環境=自生地ではそうでも、環境が異なると色が抜けてしまうのかなと、思っていたので、2人の専門家に開口一番「これ、違うよ」と言われたのはショックでした(笑)。

    今は、これがlilacinaでもおもしろいし、そうでなければ、種の名前が知りたいし、新種ならば(笑)、最高だなぁ…と思っています(笑)。

Leave a Reply