ペルーへの旅・その後 No.7

ヒースロー空港から自宅まで、タクシーを利用せざるを得なかったものの、肝心の領収書を最後の段階でもらい忘れたために、全ての原因となったイベリア航空へ請求していたタクシー代の話。

3週間以内というイベリア航空側の指示に従って、それに遅れないよう、マドリッドのイベリア航空あてに書留でクレームを送ったのは、去年の9月中旬の話。今は3月の終わりだから、なんと半年以上たったことになる。年内は、おとなしく待っていたが、年が明けると、さすがにしびれを切らし、再度クレームをしようかと思いながら、ネットで調べていたところ、どうもイベリア航空は、荷物をなくす常習犯らしいことが判明。しかも、それに対する対応のしかたもかなり杜撰らしいことがわかり、これはあきらめなくてはならないのか・・・と思い始めていたのだが、昨日、マドリッドの消印のついた封筒を受け取った。

内心、安堵しながら、封を切ってみると、目に飛び込んで来たのは、なんとスペイン語。読み進めてみると、その下に、同じことが英文で記されている。

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Dear Sir / Madam,

Please accept our sincere apologies for any inconvenience caused as a result of this incident with your luggage.

In response to your letter in which you detail the problems you experienced, may we inform you that your claim has been processed and taking into account the applicable legislation, you will shortly receive the amount of 7,00 EUR.

We thank you for your custom and hope you will fly with our company again soon.

Yours Faithfully,

Cristina Trapote (Luggage Service) 

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請求したタクシー代、£110(26110円。£1=237円換算)の代わりに、近々入金してくれるというのは、7ユーロ。7ユーロっていくら? 計算してみると、なんと、£4.749(1127円)だそうだ。クレームを書留で送っただけで、そのくらいの出費だった。バカにするなと言いたい。手紙の最後には、厚顔にも、またご利用くださいと書いてあるが、もう絶対に利用なんかしない。しないどころか、ほかの人たちにもそう言いたい。

う~む。さてはて、この先いかにすべきか。これがイギリスの会社であれば、クレームすれば、きちんと対応してくれる可能性は高いのだが…。

2 thoughts on “ペルーへの旅・その後 No.7

  1. 半年たってこんな返事では怒るのは当然ですよね。日本人の感覚では到底理解できません。南欧特有の気質なんでしょうか。端さんにとってのペルーはまだ終わってなかったんですね。まず乗ることはないでしょうけど、イベリア航空はよ~く覚えておきます。

  2. Peacewoodさん、おはようございます。
    イギリスの会社は、もっとまともです。日本よりも、柔軟なところもあって、結構評価しているんですけど、スペインは全く違いました。スペインという国を代表する航空会社なんだから、当然きちんと対処してくれると期待していたんですが・・・。こんなことを知っていたら、これは何が何でもタクシーを探し出して、領収書書いてもらっていたのに…。

    国を代表すると言っても、日本の航空会社もNo.1だったところは、最近はサービスかなり悪いという話です。イギリスのもしかり。これらの航空会社はOne Worldなんとやらというグループ作っていますから、このグループに入ってるところは避けたほうが無難かも・・・と、思い始めています。

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