わたしたちが泊まったのは、マチュピチュ・プエブロホテル。このホテルは駅から徒歩5分くらいで、少しクスコよりに戻ったところにある。
その晩、わたしはそこで、なんと、アルパカの肉を食べた。食べたことがないから…という理由で選んだのだが、ステーキと似た味だった。今は牛肉も食べないし、量も多かったし、「初めて」ということでなければ、選ばなかっただろうと思う。
このホテルのレストランはガラス張りで、ウルバンバ川を見下ろし、自然を眺めながら、食事を楽しむことができるようになっている。夜はキャンドルライトで、かなりロマンチックな雰囲気だが、ここには蚊がいるし、夜のガラス張りとなれば、蛾も入ってくるから、出入りのたびに、ガラスのドアを開けるわけだ。その中の安全地帯で、ムードのある食事を楽しんだ。