ペルーへの旅・13日目 No.5 Saturday, October 28, 2006ペルーへの旅・13日目 マチュピチュ駅で、わたしたちを迎えてくれたのは、このエンジェルズ・トランペット。ブルグマンシアBrugmansia sp.。ブルグマンシアは南米原産で、花が下を向いて咲く木本だが、似たような花をつけるダチュラ(Datura sp.)は、南アジアが原産で、上を向いて花が咲く草本である。江戸時代の蘭学医、華岡清洲が、外科手術をするのに使った麻酔薬は、チョウセンアサガオから抽出したものだが、その学名はDatura metel。ダチュラである。ブルグマンシアもダチュラも、どちらもナス科の有毒植物。