そして、これがマーケット。タルマは海抜3070mの町だ。そして、もっと高い山々に囲まれている。
写真の大きな袋の中に入っているのは赤玉ねぎだが、同じような袋に緑色の長い野菜とおぼしきものが入っているのを、いたるところで見かけた。パルカのナーサリー近くの川ではその野菜らしきものを洗っていた。こんなにあちこちで見かけるのに、なんだかわからない。サウルに聞いてみると、「あれはアルファルファ」という答えが返ってきた。わたしたちがサラダに入れたりする、あのアルファルファだが、それを畑で栽培したものだ。何に使うのか。
この国の名物料理の一つがクイ(Cuy)料理。クイというのは、ギニーピッグ。日本ではあまり聞かないが、ここイギリスでは、よく小さい子がペットにするモルモットのような動物だ。アルファルファはそのクイのえさになるのだという。