ペルーへの旅・13日目 No.4

クスコ・サンペドロ駅から、マチュピチュ駅まで(旧・アグアス・カリエンテス駅)3時間40分の旅。日本人観光客も多く、日本語でのガイドの説明を、わたしも一緒に聞いていた。

このあたりの植物については、事前にノートを作ってきていたので、右を見たり左を見たり、きょろきょろと観察してすごした。岩峰の多い地帯から、だんだん植物が増えていき、緑が濃くなっていくことで、ジャングルに近づいてきたことを知ることができる。

ここでも軽食が出た。

ペルーへの旅・13日目 No.1

起床5時。軽く朝食をとりにダイニングルームに行くと、コーヒー、お茶(コカ茶も含む)、たまご料理などとともに、色鮮やかに果物が並んでいる。バナナを焼いたものもある。う~ん、食べたい。食べてみたい。でも時間がない。しかたなく、予定通り軽い朝食をとり、5時半に駅に向かう。

クスコには鉄道駅が二つある。マチュピチュ方面に向かうサンペドロ駅(Estacion Ferroviaria San Pedro)と、プーノ、アラキッパ方面に向かうワンチャク駅(Estacion Ferroviaria Huanchac)だ。

マチュピチュに行く電車は、午前6時と、午前7時クスコ発のヴィスタドーム号(Vistadome)、午前6時15分発のバックパッカー号、そして、午前9時に一つ先のポロイ(Poroy)駅から出発するヒラム・ビンガム号(Hiram Bingham)とがある。というより、それしかない。だから、クスコからマチュピチュまでこの電車に乗っていこうとすれば、早朝発しかないために、クスコに1泊する必要があるわけだ。 

ペルーへの旅・12日目 No.9

そして、タンボマチャイ(Tambomachay)遺跡。

見学を終わり、バスに戻ってみると、ハプニングが発生していた。今日、リマからクスコに来た人の中で高山病になり、バスの中で吐いた人がいた。一度バスの中に入ったものの、ほとんどの人が外に逃げ出し、困っていると、それに気づいた観光関係の人、早速バスの中に乗り込み、通路に敷いていたカーペットをグルグル、グルグルと巻いて取り出し、そこにモップを持って入り、処理してくれた。慣れたものだ。

高山病になった人の苦しみは痛いほどわかるが、すでに十分に経験をつんで、高度に慣れていたわたしは、もちろん、元気そのものだった。

翌日の朝は5時半にはお迎えのバスが来るというので、近くの赤唐辛子の絵のかかったレストランで夕食を済ませ、荷物を整えてから、すぐに休んだ。