先週のラン協会月例会で、マスデバリア1株購入。Masdevallia leptoura という。エクアドルからペルー北部にかけて自生しているらしい。
ところが、 この写真を見た人に、Masd.polysticta に似ていると言われてしまった。 Masd.pachyura に似ているという人もいる。では、一体どこが違うのだろうかと、本で調べてみた。( “Masdevallias—Gems of the orchid world” Mary E.Gerristsen & Ron Parsons共著)
この本には Masd.polysticta の写真が載っている。それを見ると、セパルの内側に毛が生えている。leptoura には生えていないので、その辺が違うのかなと思う。
Masd.pachyura については、著者は触れていなかった。
だが、別のランの名前があがっていた。 Masd.caloptera である。栽培されているMasdevallia leptoura の中に、間違ったラベルがついているものが多いそうだ。何と間違えるかと言うと、この Masd.caloptera だ。いかに間違えることが多いかについて、例として、アメリカ・ラン協会(AOC)受賞ラン (CCM/AOC)にまであると書かれていた。だが、実はこの2種の区別はそう難しくないそうだ。
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この4種のマスデバリアは、全て、アマンダ亜属(subgenus Amanda) に属していて、どれも花茎から複数の花が咲く。一応、買ったマスデとほかの3種の区別がつくかもしれないので、横顔も・・・。
こんばんは。
写真の花はleptoraでいいと思いますよ。leptoraはpachyuraの亜種ということになっています。調べたところ「pachyuraより尾片が細い」ようです。calopteraとの違いはよくわかりませんが、私が調べたところでは形は似ていますが、色、点の入り方などはleptoraの方が似ています。
Peacewoodさん、こんにちは。(?)
よかった~、ちょっとだけ不安になっていたところでした。
calopteraとの見分け方として、この本に記されていたのは、leptoraのセパルには点々で模様が入っているのが、calopteraでは紫色のストライプになるんだそうです。
こんばんは。
私のは何かな~と、興味深く読ませて頂きました
株を見たけど花が咲きそうにないです (笑)
セパルの内側に毛が生えているかいないかですか
私のは間違いが多いと言う事でちよっと有名なラン園から
買ったんですよ~ (笑)
よく気をつけて見なかったけど私のも毛が無かったような
気がするんですけど (笑)
見分け方を教えて頂きました、花が咲いたら忘れずに
見てみますよ (笑)
佐藤さん、こんばんは。
間違いが多いということで有名なラン園があるんですか?
たかが短い毛が生えているかいないか、点の模様か縞の模様かなんてことで種の名前が変わってしまうのだから、大変と言えば大変ですけど、やっぱり本当の名前を知りたいですよね~、できることなら。でもアメリカ・ラン協会でも間違えるくらいだから、ある程度は仕方ないのかもしれませんね。
Masd.polystictaは毛があるんだと思います。
早く花が咲くといいですね~。(・・・と自分が咲かせたわけでもないのに、言っている・笑)
こんばんは。
> 有名なラン園があるんですか?
けっこう違うんじゃないと言うことがありますよ (笑)
でも、園主の言う事には入荷の時点で付いて来た
ラベルの名前を使用しているから しらんと言ってました
しかも花を確認してから売っている訳ではないしとも (笑)
マスデ今日も見たけど やっぱり花芽はありませんでした
この暑いのに新芽が動き始めていましたよ (笑)
こんばんは。
確かに入荷の時点でついてきたラベルを一々確認していたら、商売にならないでしょうね。
でも、それではほかのラン園はどうなんでしょうね? 仕入れ先がしっかりしているのかな。
日本は暑そうですね。なんだか申し訳ない気分です。今もうすいものですけど長袖着ています。
今日は雨降りです。風も出てきました。そんな中、外に放り出されているマスデたち、大丈夫かなと思いますけど、大丈夫ですよね?
ウチの場合、新芽は結構出てきているのですけど、それでも花が咲かない。というか、花芽がつかないです。ユニフローラなんか、3月に買ってから、一体いくつ新芽が出てきたことか。もちろん、これはペルーにいた間に貯蓄していた活力のおかげなんでしょうけど、それがまっすぐのびないで、ちょっとグニャグニャと曲がって、2センチくらいでそのままだめになってしまうのがとても多いです。一応葉っぱの形になったものは、ほんの2,3枚でしょうか?
ゲテ系でこれなんだろう、と言うのが特に名前が
違っている事が多いみたいですよ、マスデの場合は
花が無いと付いて来た名前を信じて売るしかないですよね (笑)
うちの方は暑いですよ~ (笑) いいですね~涼しそうで
> 大丈夫ですよね?
きっと喜んでいると思いますよ (笑)
> ちょっとグニャグニャと曲がって、2センチくらいで
> そのままだめになってしまうのがとても多いです
もしかして新芽が黒くなって腐るんですか ?
私のところのマスデは夏に新芽が出てくるとこうなるものが
多いですよ、暑いのかもしれません、定期的に殺菌剤でも
かけてみたら如何でしょうね、私はほっといてますけど (笑)
新芽、黒くなるわけではないんです。どちらかといえば茶色くなる。
新芽はまっすぐ上がるのが普通ですよね、それがグニャグニャって。
太さも一定じゃなくて。ほんとなら下の方が太くて、だんだん細くなると思うんですが。
3月に買った直後からそうです。ほかのは特に気づかないんですけど、ユニフローラだけ。
ユニフローラは栽培は結構難しいらしいですね? だからかなぁなんて思ってるんですが、
折角あがってきた新芽がこうやって消えていくと、ドキ~っとします。
黒くなって腐るわけではないんですか、何でしょうね
Peacewoodさんはマスデも沢山栽培しているみたいなので
もしかすると分るかもしれませんね。
> ユニフローラは栽培は結構難しいらしいですね?
私は好きで買いましたけど夏場の暑さで駄目にしてしまいました
夏の終わり頃になって葉っぱの付根の節のような所から
ポロポロ欠けて葉っぱが落ちるんですよ (笑)
ユニフローラは綺麗なんですけどね花を見ずに終わりました。
> 折角あがってきた新芽がこうやって消えていくと、ドキ~っとします。
そうですよね、例え次々に新芽が出て来ても新芽だって限界が
あるでしょうから、いずれは出てこなくなるでしょうからね。
>夏の終わり頃になって葉っぱの付根の節のような所から
>ポロポロ欠けて葉っぱが落ちるんですよ (笑)
わたしは、別にユニフローラに限らず、そういう体験いっぱいしました(笑)。
単に花を見ずに終わったというだけではなく、わたしの場合は、大きなつぼみまであったんですよね。それなのに花を見ることができなかった、というのは、かなりショックでした。
さっき数えてみたら、3月以降の新しい葉っぱは6枚ありました。なんとか上がったんですね。
そして今、出てきている新芽、おかしいのも含めて大小取り混ぜて5つ。茶色くなって枯れてしまった芽の残骸が5つ。だめになった芽は実際にはもう少しあります。新しくのびてきている根もありますから、今のところは大丈夫なのかなと思いますが、どうでしょうね。
こんばんは。
マスデは本当に難しいです。最初は怖いもの知らずでいろいろ手を出しましたが、1~2年で調子がおかしくなってしまうケースが多いですよ。うちでも皆さん書かれているように新芽が出ても腐ってしまったり、元気な大株の葉が突然パラパラ落ちたりということがあります。原因がわかれば手のうちようもあるのですが、よくわかりません。一ついえるのは根腐れしていることが多いということです。プレウロやレパンなどより根が弱いのかもしれません。根腐れの原因は温度、コンポストなどいろいろでしょうけど、かなりデリケートであることは間違いなさそうです。ただ、ペルーやエクアドルの蘭園の栽培を見ていると特別なことをしているわけではないので、現地との環境の違い(温度、光、風などいろいろな要素があるんでしょうけど)というのが一番大きいような気がします。正直、マスデの栽培には自信を失っています。時間がとれるようになったらいろいろ試してみたいと思っています。
Peacewoodさん、こんばんは。
Peacewoodさんでもマスデは難しいんですか? 変なものに興味持っちゃったのかな~。
ほかのランでもそうなんですが、特にマスデはもういくつもダメにしているので、今年から心機一転、きちんと育てようと思ってはいます。でもわからないことばかり・・・。
来週の月曜日に、マスデ専門のマイクのうちに、レンガで手作りのマスデ専用の温室を見せてもらいに行ってきます。日本とイギリスとではかなり気温が違う(特に夏)ので、あまり参考にはならないかもしれませんが、また報告しますね。マイクはプラスティック鉢にミズゴケでうまく育てています。そのマイクでさえも、ユニフローラはうまくいかないって言っていました。