Category Archives: ペルーへの旅・3日目

2006年8月24日

ペルーへの旅・3日目 No.7

ジャングルの入り口の町サンラモン。みかけた観光用のパンフレットは、タルマにあったよりも多かったように思う。とはいえ、わたしはまだタルマの町を、よく見てはいないのだ。

サンラモンはタルマよりもずっと小さい町。それでも「インターネット」の文字は目につくのが不思議だ。15分ほど使って払った金額は1ソルの半分よりも少なかった。1ソルが33円くらい。15円以下だったということになる。

ホテルに荷物を下ろしてから、再び町に出ると、そこでマノロ・アリアス氏にばったり出会う。近くの大学で講演してきたとか。その晩発の長距離バスでリマに戻るそうだ。それまでいっしょに中華レストランに入って、おしゃべりを楽しむ。4人で£10.約2000円だった。

 

ペルーへの旅・3日目 No.6

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このあと、また恐怖の谷底を、今度は左目でにらみながら、もとのタルマ-サンラモン分岐まで引き返し、左に折れて、サンラモンに向かった。この道は幹線。それでも落石はあるようで、時々道の真ん中に石が落ちている。途中、工事が終了したばかりの真新しい橋を渡る。ここにあった橋は、雨季の豪雨で流されたらしい。

タルマから直線距離にして10キロほどだが、もったいないほどの勢いで高度を下げていく。タルマは標高3070m。サンラモンは標高800m。2000m以上下りることになる。周囲の木々は緑の色をどんどん濃くしていき、ジャングルっぽくなってくる。道の片側には果物を売る店が並びはじめた。

 

 

ペルーへの旅・3日目 No.5

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もう少し川上に行ったところで、Masdevallia unifloraを発見! 今回一番見たかった花だ。ナーサリーにはあっても、自生しているのを見ることができるかどうかはわからないということだったので、感激。風が吹き続け、それに合わせて花茎は揺れ続け、撮った写真は全てぶれていたのが残念であった。(写真中央部に…。見えますか?)

Masdevallia unifloraは、200年前にスペイン人のルイス(Ruiz)とパボン(Pavon)が、ここ、ワサワシで見つけた花だ。それを思うと感激度もひとしおだった。

ペルーへの旅・3日目 No.4

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 ワサワシの中心部には小さな広場があり、モダンな銀行があった。1軒のお店に入り、昼食にする果物、飲み物、そしてビスケットを購入。店はどこも電気がなく、中は薄暗い。

この日は雨だった。ワサワシの中心部から、さらに奥に入る道を車で進む。晴れていれば土ぼこりのたつ道は、雨が降れば、ぬかるんで、滑りやすくなる。

しばらく行ってから、ガイドのサウルが車を止め、タクシーはそこに待っていてもらって、いっしょに山の斜面を少しのぼる。マスデバリアが何種類かあったが、花は咲いていなかった。
 

ペルーへの旅・3日目 No.3

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ワサワシの集落までの道は、右手は切り立った崖、反対側は山の急斜面となっていた。道幅は狭く、道の真ん中に、こぶし大の石が落ちていたりする。こんな道で落石があったら、一体どうするんだろう?と不安になった。しかも、時々、カーブのある地点に、小さなチャペルが建っている。これは事故のあとだ。その中の1ヶ所、通過するたびに鳥肌のたった場所は、サンラモンからの帰りに見ると、その下にもう1本、山道が通っているのがわかった。その山道は、なんと土砂に埋もれて、今は通行不可となっている。そして、土砂崩れの始まりは、今通っているこの道の、ちょうど少し上からのようだった。

写真に写っているのが、右手の谷。向こうに見える道はサンラモンへ通じている。ワサワシへの道はもっと狭い。