初めての世界らん展。
14日が初日でしたが、その前日の13日が審査、そして夕方に内覧会があり、出展者が準備をするのは、そのまた前日の12日までだったようです。審査に通ったという連絡は去年のうちにいただいていましたが、その後、来るはずの連絡がほとんど来ない状態。たまたま、成田着が12日の午前中ということもあり、その日、東京ドームに直接搬入という形でOKとなったのはいいものの、さて、どうやって会場入りすればいいのかとか、内覧会はどうするのかとか、?マークだらけ。
最終的には、英国園芸協会(RHS)らん委員会前委員長のオークリー博士に泣きつき、待ち合わせて、会場に連れて行ってもらいました。
いやぁ、わかってはいたものの、こちらのRHSのらん展とは規模がかなり違いますね。とはいえ、せっかく素敵ならんが目の前にあるのに買えないつらさ。結局、母にフウラン、それからコチョウランを買い、あとはマスデバリアがデザインされたハンカチを友人のおみやげに、自分にはカトレアのスカーフを購入しました。カトレアのスカーフは、3週間後のRHSのらん展のときに身につけていくつもりです。
今回、世界らん展に出品した一番の収穫は、まだ見ぬ友人に初めて会えたことと、搬入したその日の会食でした。オークリー博士からのメッセージで、7時45分にホテルのロビーに下りていくと、そこには、数人の姿とともに、去年チェルシー・フラワー・ショーでお手伝いしたN氏の姿が。N氏は世界らん展の実行委員のお一人(だと思うのですが、肩書きはわかりません)。主催者側からお二人と、アメリカらん協会(AOS)会長のCarlos Fighetti氏、英国園芸協会(RHS)らん委員会・現委員長のJohan Hermans氏、同じく委員のClare Hermans氏、そして前委員長であり、英国らん協会会長のHenry Oakeley氏という、そうそうたるメンバー。そこに加えていただいて、Nさん、ほんと、感謝の念でいっぱいです。とても楽しいひと時を持つことができました。らん委員会の現委員長、Hermans氏からは、審査員になれば? 難しくはないよ、などと言われ、それもおもしろそうかなぁ…などと思っています。ますます、らんから離れられなくなりそうです。