ペルー南部のプノ州に、隕石が落下して出来たと思われるクレーターが出現したという。大きさは直径約20メートル、深さ約5メートルという大きなもの。写真を見るとおわかりになるだろうが、底には泥水(のようなもの)がたまっている。
幸い、人家がある場所ではなく、荒野の中だったそうだが、火の玉のようなものが落下するのを目撃した周辺住民もいて、このクレーターを見に行った人々約200人が、頭痛や吐き気を訴えているという。
地質鉱山冶金研究所(Instituto Geolo’gico Minero y Metalu’rgico) では、これが隕石落下によるものと確認したそうだ。また、ペルー核エネルギー研究所(Peruvian Nuclear Energy Institute.ペルーにそんなものがあるのね?)の研究者は、ここから放射線は検出されなかったとし、頭痛、吐き気などの体調不良は、衝突時の高熱で溶け出した硫黄や砒素が原因ではないかと見ているそうだ。
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で、上記のニュースですが、詳しいことは朝日新聞のサイト(→ここ)や、AAP BB NEWS(→ここ)をご覧ください。朝日は一番信頼性が高いかなと思い、またもう一つのサイトはもうちょっと詳細に出ているかなと選んだのですが、描写、訳に少しずつ差が見られました。どちらかに誤訳の部分があるのかもしれません。ほかのサイトになると、クレーターの大きさが30メートル、深さ6メートルなんていうのもあったし。細かい点はおいておいて、ペルーでこんなことがあったのだ、ということです。