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2006年9月2日

ペルーへの旅・12日目 No.9

そして、タンボマチャイ(Tambomachay)遺跡。

見学を終わり、バスに戻ってみると、ハプニングが発生していた。今日、リマからクスコに来た人の中で高山病になり、バスの中で吐いた人がいた。一度バスの中に入ったものの、ほとんどの人が外に逃げ出し、困っていると、それに気づいた観光関係の人、早速バスの中に乗り込み、通路に敷いていたカーペットをグルグル、グルグルと巻いて取り出し、そこにモップを持って入り、処理してくれた。慣れたものだ。

高山病になった人の苦しみは痛いほどわかるが、すでに十分に経験をつんで、高度に慣れていたわたしは、もちろん、元気そのものだった。

翌日の朝は5時半にはお迎えのバスが来るというので、近くの赤唐辛子の絵のかかったレストランで夕食を済ませ、荷物を整えてから、すぐに休んだ。

ペルーへの旅・12日目 No.5

dscn1840.JPG  聖ドミンゴ教会(コリカンチャ)

dscn1835.JPG  コリカンチャの内部。

dscn1836.JPG そして生け贄の間。インカの壁が見える。

クスコ空港には10時45分着。そのあと、ホテルでチェックインをしたあと、昼食をはさんで、しばらく休み、1時半にクスコ半日観光に参加した。迎えに来てくれたバスに乗り、しばらくほかのホテルをも回って、観光客を集めてから、最初に行ったのはコリカンチャ(Qorikancha=太陽の神殿)。今は聖ドミンゴ教会となっている。インカ帝国の時代には、ここは黄金で埋め尽くされていたそうだ。(インカの公用語、ケチュア語で、「コリ」は黄金を表し「カンチャ」は置かれた場所を表すそうだ。) 

16世紀にスペイン軍によって破壊され、インカの土台の上に教会が建てられた。その後の度重なる地震により、スペイン人によって建てられた部分は何度も崩壊したが、インカの土台はびくともしなかったそうだ。ここの石組みは、「カミソリの刃も通さない」ほど緻密にできていると有名だ。月の間、太陽の間、虹の間、星の間、などがある。