Category Archives: ペルーへの旅・9日目

2006年8月30日

ペルーへの旅・9日目 No.19

タルマのお祭り(サンラモン学校)2

素晴らしいなと思うのは、これらの山車の、全てが手作りであることだ。先生の指導のもと、生徒たちが力を合わせ、楽しみながら作ったのだろう。素朴でありながら、うまいしかけを凝らしている山車が多く感動した。

そういえば、わたしたちも高校の頃、体育祭のために、担任の教師に似せたハリボテを作ったっけ。あれは手足が動いたわけでもないし、昼間の行事とて、電気仕掛けがあったわけでもないが、あれはXX年後の今でも仲間で集まれば、懐かしんで出る話題の一つだ。この子たちも何年後、何十年後に、やはりこの山車つくりのことを懐かしく思い出す日が来るのだろう。

ペルーへの旅・9日目 No.18

タルマのお祭り(サンラモン学校)

その晩、タルマに戻ると、タルマの町は再びお祭りであった。SRという字が見えるが、これはサン・ラモン(San Ramon)の略。サン・ラモンの学校のお祭りだという。あの、背中を15ヶ所も虫に刺されたサン・ラモンにある学校なのか、ずいぶん遠いところの学校のお祭りが、ここタルマの町であるものだと、最初は不思議に思っていたのだが、そうではなく、ここタルマの町に、サン・ラモンという学校があるのだそうだ。山車にはそれぞれの学年、クラスの子たちが、とても楽しそうに、誇らしそうに乗っていた。

ペルーへの旅・9日目 No.16

dscn1736.JPG

こんなのもあった。これは葉を見ると、Proteaに似ているように思ったのだが、実際はなんなのだろうか。

dscn1738.JPG これがその実。

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これは、Oreocallis grandiflora  ということがわかった。Proteaと同じく、Proteaceae(ヤマモガシ科) だから、似ていて当たり前なのだろう。南米(エクアドルとペルー)産の1属1種。ルイズとパヴォンは、これをEmbothrium emarginatum」として “Flora Peruviana et Chilensis”(第一巻・1798年)に発表した。