素晴らしいなと思うのは、これらの山車の、全てが手作りであることだ。先生の指導のもと、生徒たちが力を合わせ、楽しみながら作ったのだろう。素朴でありながら、うまいしかけを凝らしている山車が多く感動した。
そういえば、わたしたちも高校の頃、体育祭のために、担任の教師に似せたハリボテを作ったっけ。あれは手足が動いたわけでもないし、昼間の行事とて、電気仕掛けがあったわけでもないが、あれはXX年後の今でも仲間で集まれば、懐かしんで出る話題の一つだ。この子たちも何年後、何十年後に、やはりこの山車つくりのことを懐かしく思い出す日が来るのだろう。