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ペルーへの旅・5日目 No.2

パルカのナーサリーまでは、サウルと2人で、タクシーに乗って行った。10キロほどの道のりを10ソル。330円くらいか。着くと、なんと、ナーサリーの、木でできたテーブルの上には豚が…。解体作業の真っ最中。頭はすでに切り離されて、別のところにおいてある。描きたいランはいくつもあって、早く描かねばならないというプレッシャーが重くのしかかってきているのだが、屠殺されたばかりの豚が、目の前にあると思うと気持ちが落ち着かない。

薪を切りだしたのかと顔をあげると、相手は木ではなく、豚の頭だった。

帰りは、コレクティボというタクシーに乗る。これは、スペースがある限り、合図してきた客を乗せ、希望のところまで連れて行くしくみ。タクシー側にすれば、売り上げが増え、客にしてみれば、待ち時間も少なく、しかも割安になるという一石三鳥。わたしとサウルが後部座席に乗っていると、手をあげてきた女の子2人にタクシーが止まった。後部に1人、助手席にもう1人が乗るのかな?と思って見ていると、その女の子2人は、なんと助手席に抱き合うようにして乗り込んだ。びっくり。

こうして、タルマ-パルカ間のタクシー代は、帰りは、行きの約3分の1の3ソルになったのである。

ペルーへの旅・5日目 No.1

Masdevallia uniflora Ruiz & Pavon

ペルー3日目に、一番見たかった花、Masdevallia unifloraをワサワシにて発見、昨日はそこにスケッチをしに行ったが、植物画にできるほど細かいところまで記録することができなかった。そこでほかのランも見たいというはやる気持ちを抑え、ペルー5日目は、パルカのナーサリーに戻ってスケッチに専念することにした。Masdevallia uniflora, Oncidium bicolor, Oncidium aureum, そして、自生しているのをまだ見てはいないが、Phragmipedium caudatum.

写真はMasdevallia uniflora. ワサワシで11月に行われるお祭りでは、このマスデバリア・ユニフローラがいたる所に飾られるという。

ペルーへの旅・4日目 No.20

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数多くの珍しい果物の木を観察したあと、ようやくサンラモンのラン園を辞し、前日、Masdevallia uniflora を見つけた場所に、今度はスケッチをしにでかける。そのあとはタルマだ。

ワサワシへの分岐に向かう幹線の道端に出ていた、主に果物を売っている店で、昼食用の果物を買う。中央にあるオレンジの入った木箱。1箱で8ソル。260円くらいか。多すぎるので、半箱だけ購入。ペルーは今は冬。だから果物の値段も高いとのことだった。

 Lycaste macrophylla

その店先に、さりげなくおかれていたLycaste macrophylla

Bletia catenulata 

そして、道の反対側には、Bletia catenulataのピンクの花が、青空を背に美しく咲いていた。
 

ペルーへの旅・4日目 No.18

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最後にこれ。これはアンノナ(Annona)というそうだ。アンノナ・チェリモイヤ(Annona cherimola)。イギリスの市場にも出ているカスタードアップルは、Annona reticulataと言い、これと非常によく似た種だが、別の種だということだ。一体どこが違うのだろうか。

バンレイシ科(Annonaceae)で、Annona属は、なんと100-150も種があるそうだ。

サンラモンからの帰りに、道端の店で試食させてもらった。クリーミーで、甘く、これはおいしかった。