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ニューヨークに行きます!

Florum 2009・『フローラム2009』が始まるのと同じ9月12日(土)には、もう一つ別の展覧会が、ニューヨークで始まります。
“Inner Beauty? Paintings of Medicinal Plants by Chelsea Physic Garden Florilegium Society”
9月12日より11月8日まで
@ Steinhardt Conservatory Gallery, Brooklyn Botanic Garden, New York, USA

こちらは、わたしが所属するチェルシー薬草園・花譜会(Chelsea Physic Garden Florilegium Society)のグループ展です。ニューヨークにあるブルックリン植物園にて、9月12日より11月8日まで開催されます。わたしの絵は、昨年11月15日より今年の3月15日までキュー植物園にて展示されたのと同じエンジェルズ・トランペット(Brugmansia x candida ‘Blush’)です。 ニューヨークにお住まいの方、ニューヨークに行かれる予定のある方、是非ご覧ください。

この機会を利用して、昨年1月のチャールズ皇太子の花譜展のレセプションの際は行きそびれたニューヨークに、初めて足を踏み入れることにしました。ちょうどこの展覧会とFlorum2009の初日にあたる9月12日にこちらを発ち、9月17日(木)の夜の便でロンドンに戻ってきます。ブルックリン植物園のレセプションは9月15日(火)、その翌日はASBA(アメリカ植物画協会)の展覧会のレセプションに参加、それに少しニューヨーク観光もしてくる予定です。楽しみです。

Florum 2009 Exhibition, 『フローラム2009』

Florum 2009 『フローラム2009』が、今年もまた来週に迫ってきました。わたしにとっての描き入れ(!)時である今年の夏は、一大事が持ち上がり、夏の初めと終わりに日本に帰ったこともあり(2度目の一時帰国から昨日の晩戻ってきたばかりです)、描きたいと思っていたものが描けずに終わり、とても残念です。それでも一応3枚出品することになりました。

1) Rosa brunonii

2) Magnolia sieboldii subsp. sinensis 花

3) Magnolia sieboldii subsp. sinensis  

お近くにお住まいの方は、是非どうぞお越しください。わたしは最終日、9月19日(土)は一日会場にいます。グリーティングカードやプリントもあります。

会場: Sevenoaks Wildlife Reserve, Bradbourne Vale Road, Sevenoaks, Kent TN13 3DH

会期: 9月12日(土)より9月19日(土)までの毎日10時より5時まで。

チャールズ皇太子の花譜・その11

2008年の1月から、ニューヨークにて、その後年末にカリフォルニア州であったチャールズ皇太子の花譜の原画の展覧会。ようやく、ふるさと、イギリスにて、初めての展覧会が開催されます。

 Highgrove Florilegium (ハイグローブ花譜展)
5月12日(火)―8月31日(月)
@ Garden Museum, Lambeth Palace Road, London SE1 7LB
http://www.gardenmuseum.org.uk/

ということで、もう来週の火曜日にオープンです。12日の夜はレセプションがあります。楽しみです。

わたしの絵はオオヤマレンゲによく似たMagnolia sieboldii subsp sinensis。この絵です。

plant-hunterstrim.jpg

これは、今年、キュー植物園から出版された『The Plant Hunters』という本に載っていました。お時間がおありの方、たまたまこの期間内にロンドンを訪れるという方、是非お立ち寄りください。実際に花譜も見ることができます。

初めて世界らん展に行って…

初めての世界らん展。

14日が初日でしたが、その前日の13日が審査、そして夕方に内覧会があり、出展者が準備をするのは、そのまた前日の12日までだったようです。審査に通ったという連絡は去年のうちにいただいていましたが、その後、来るはずの連絡がほとんど来ない状態。たまたま、成田着が12日の午前中ということもあり、その日、東京ドームに直接搬入という形でOKとなったのはいいものの、さて、どうやって会場入りすればいいのかとか、内覧会はどうするのかとか、?マークだらけ。

最終的には、英国園芸協会(RHS)らん委員会前委員長のオークリー博士に泣きつき、待ち合わせて、会場に連れて行ってもらいました。

いやぁ、わかってはいたものの、こちらのRHSのらん展とは規模がかなり違いますね。とはいえ、せっかく素敵ならんが目の前にあるのに買えないつらさ。結局、母にフウラン、それからコチョウランを買い、あとはマスデバリアがデザインされたハンカチを友人のおみやげに、自分にはカトレアのスカーフを購入しました。カトレアのスカーフは、3週間後のRHSのらん展のときに身につけていくつもりです。

今回、世界らん展に出品した一番の収穫は、まだ見ぬ友人に初めて会えたことと、搬入したその日の会食でした。オークリー博士からのメッセージで、7時45分にホテルのロビーに下りていくと、そこには、数人の姿とともに、去年チェルシー・フラワー・ショーでお手伝いしたN氏の姿が。N氏は世界らん展の実行委員のお一人(だと思うのですが、肩書きはわかりません)。主催者側からお二人と、アメリカらん協会(AOS)会長のCarlos Fighetti氏、英国園芸協会(RHS)らん委員会・現委員長のJohan Hermans氏、同じく委員のClare Hermans氏、そして前委員長であり、英国らん協会会長のHenry Oakeley氏という、そうそうたるメンバー。そこに加えていただいて、Nさん、ほんと、感謝の念でいっぱいです。とても楽しいひと時を持つことができました。らん委員会の現委員長、Hermans氏からは、審査員になれば? 難しくはないよ、などと言われ、それもおもしろそうかなぁ…などと思っています。ますます、らんから離れられなくなりそうです。

世界らん展日本大賞2009 に出品します!

おととい、世界らん展事務局から連絡が入り、テリポゴンの絵が予備審査で入選となり、世界らん展に出品できることになりました。世界らん展に行かれる方は、是非ボタニカルアートのほうもごらんになってください。わたしは、内覧会と、初日に行くつもりでいます。

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Japan Grand Prix・蘭・International Orchid Festival 2009
世界らん展日本大賞2009 @ 東京ドーム
February 14th 2009 to February 22th 2009
www.jgpweb.com/index.htm