9月出品が決まった、第12回ハント国際植物画展であるが、10日ほど前に、出品する2点の絵の寄贈を依頼された。それ自体はありがたいことではあるが、複雑な心境だった。それでも、いつまでも未決事項を抱えていては落ち着かないので、今日連絡。諾の返事をする。わかっちゃいるけど、つい一言。「大事にしてやってくださいねー。してくれるのは、わかっているけど、でも、我が子を里親に預ける心境です」
それに対して、すぐに返事が来た。
「お子さんたちに関しては、ここでは心配いりませんよ! 博物館の環境下で保管することを保証しますし、国際植物画展に続く巡回展覧会で、多くの人々に見てもらえます」と。
そうなのだ。うちにおいておくよりも、ずっとずっといい環境で育てられることになる。